正二塁手候補の巨人・山本 打撃改造「速球に振り負けない」

[ 2018年1月22日 05:30 ]

ティー打撃で汗を流す巨人・山本
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 巨人・山本泰寛内野手(24)が、同僚の岡本を練習パートナーに誘い、母校の慶大グラウンドで自主トレを行った。

フリー打撃では打球がフェンスを軽々と越え、防球ネットに突き刺さる。力強いスイングで、7発の柵越えを披露した。「速球に振り負けないように(ボールを捉える)ポイントを前めに置こうと思う」と、今オフは打撃改造に乗り出している。

 岡本とキャッチボールで肩をつくると、交代で約45分間の内野ノック。ティー打撃30本を5セットに、「春季キャンプでしっかり振ることができるように」と10球の連続ティー12セットをこなした。素振りを含めて500スイングを超える約4時間の猛練習だった。

昨季は29試合に出場した正二塁手候補。10月3日ヤクルトとの最終戦(神宮)ではプロ1号の満塁本塁打を放つパワーを見せたが、筋力トレーニングも積極的に行い、スイングの力強さは増している。

20日には宮崎春季キャンプの振り分けも発表され、1軍スタートが決まった。「毎日アピールしないといけない。一日の練習が大事になる。(キャンプインに向け)最高の準備をしていきたい」と力を込めた。(神田 佑)

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