ダル争奪戦　ドジャースとヤンキースは資金面で不利…ぜいたく税ネック

ドジャースからＦＡとなっているダルビッシュ
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　【ダルビッシュ争奪戦展望】

　ダルビッシュ争奪戦への参戦が報じられてきた６球団で、資金難を抱えるのがドジャースとヤンキース。近年、巨額の赤字を出しながら補強を続けたド軍は今季の年俸総額が１億９７００万ドル（約２１８億６７００万円）を超えると、ぜいたく税（課徴金）に加えて大リーグ機構の「負債ルール」により制裁措置が科される見込みだ。ヤ軍もぜいたく税を避けるべく、トレードを画策している。

　ブルワーズと同様に、資金面に余裕があり、先発補強が急務なのはツインズとカブス。ただし、カ軍はより目玉選手が多い１８年のオフに向けて資金を温存する可能性もある。

　昨季世界一のアストロズはパイレーツとのトレードで右腕コールを獲得も、今季終了後にエース左腕カイケルがＦＡとなるため争奪戦に継続参戦しているもよう。昨季途中まで所属したレンジャーズはエース級の獲得に消極的となっている。