伊東氏 東京五輪金へ「皆さんが満足する結果を」 殿堂入り祝う会

[ 2018年1月21日 05:30 ]

花束を受け取る伊東氏
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 西武の黄金時代を支えた名捕手で、西武、ロッテで監督を務めた伊東勤氏(55=スポニチ本紙評論家)の「野球殿堂入りを祝う会」が20日、福岡市内で行われ、約250人が出席した。「生まれ育った九州で、この日を迎えることができたのは支えてくださった方々のおかげ。このように祝福していただき、うれしくて仕方がない」と感謝を口にした。

 昨年1月に殿堂入り。ロッテ監督を昨季限りで退任し、今年から侍ジャパンの強化副本部長に就任した。チーム編成や戦術面のアドバイスを行う要職で「自国開催の東京五輪で金メダルを期待されている。時間はあるようでない。最強のチームをつくって、必ず皆さんが満足する結果を出したい」と、稲葉監督をサポートしながら、悲願の金メダル獲得を誓った。

 西武時代の後輩でもある野球評論家の和田一浩氏をはじめ、教え子の楽天・細川、ロッテでコーチを務めた楽天・清水雅治外野守備走塁コーチ、中村武志氏(韓国・KIAコーチ)ら、伊東氏とゆかりのあるプロ野球関係者も数多く出席した。スポーツニッポン新聞社・河野俊史代表取締役社長も祝福のあいさつで、「20年の東京五輪では、国民の夢をかなえてもらえると確信しています」と期待を寄せていた。 (重光 晋太郎)

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