巨人・菅野 高速シンカー挑戦「まだまだ試行錯誤」

[ 2018年1月21日 05:30 ]

ハワイでの自主トレを終えて帰国した菅野(中央)と(左から)畠、桜井、菅野、宮国、中川
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 巨人・菅野が20日、畠や宮国らとともに自主トレ先のハワイから帰国。充実感とみなぎる自信は、真っ黒に日焼けした表情からもみてとれた。

 15日のスタッフ会議で、斎藤投手総合コーチが先発陣のノルマを通算70勝に設定。それを伝え聞くと「若い選手にプレッシャーがかからないようにカードの頭に投げるならカード頭を取る。連敗中ならそれを止めたり。そういうものをやっていきたい」とエースとしての自覚を滲ませた。

 現地では直球の追求とともに、新たな球種として「高速シンカー」の習得にも挑戦。「キャンプでキャッチャーの方に捕ってもらって。反応を聞いて、まだまだ試行錯誤は続くと思います」とキャンプ、オープン戦を通じて精度を上げ、持ち球に変えていく。今自主トレでは若手の畠や宮国、中川らを帯同させ「お互い、いい時間を過ごせたかなと思います」と若手にエース道を説いた。

 昨季は4位に沈んだチームの中で孤軍奮闘。17勝5敗、防御率1・59と一人だけ別次元の圧倒的な数字を残し、初の沢村賞にも輝いた。「いつでもブルペンには入れます」。万全の状態で2月1日を迎える。(川手 達矢)

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2018年1月21日のニュース