ソフトB上林 ギータ打法 V字描くイメージで目標15〜20発

[ 2018年1月20日 05:30 ]

飛距離アップへ柳田の打法を研究している上林
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 ソフトバンク・上林が「ギータ打法」習得に意欲を見せた。宮崎県日向市内で内川らとともに自主トレをこなし、ロングティーでセンター方向に打ち返す練習を繰り返した。

 「内川さんからは“バットで角度をつけるのではなく、捉えた中で打球を上げろ。きれいな打球を打て”と言われている」。4年目の昨季は外野の定位置をつかみ、13本塁打をマーク。さらなる飛躍に向け、今季は「打率3割は毎年打ちたいと思っている。ホームランは15から20本ですね」と目標を掲げた。

 飛距離アップに向けスイング軌道の改造にも着手した。「遠回りにならないようにして前は大きく。(理想は)ギータさんです」。同じ左打ちの先輩・柳田のようにバットを上から振り下ろし、フォロースルーは大きく振り上げる「V字」を描くイメージだ。ボールにバックスピンをかけ、「きれいな打球」が打てれば、左右に切れない軌道で飛距離も稼げるわけだ。

 近年、メジャーで主流となっている「フライボール革命」にも注目。「フライを打つ方が、ゴロよりも率が上がるという研究結果も出ている。いろいろと試したい」。柳田を参考にしたV字を描くスイングなら、フライを打つ確率も上がる。自主トレ、春季キャンプ中にはさまざまな形を試しながら、スイング量を増やす構えだ。真のレギュラーへ。「ギータ打法」を習得し、実りのある5年目のシーズンとする。(川島 毅洋)

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2018年1月20日のニュース