DeNA宮崎、2年連続首位打者へ「昨年超える」右打者で球団初

[ 2018年1月18日 05:30 ]

ロープを使って体感を鍛えるDeNA宮崎
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 昨季セ・リーグの首位打者に輝いたDeNA・宮崎が自主トレを公開。社会人時代に所属していたセガサミーのグラウンド(東京都八王子市)で5日から始動しており、この日もマシン打撃や坂道ダッシュなどのメニューをこなした。5年目の昨季は打率・323で初タイトルを獲得。今季は打率のキャリアハイとフルイニング出場を目標に掲げた。

 「(昨季128試合出場で)まだ一年を通してやったことがない。フルイニング出場で昨年の成績を超えたい」

 右打者の2年連続首位打者となれば球団史上初となる。左打者が隆盛を誇る時代に、右打者の矜持(きょうじ)を見せつける。打率を残すには、一塁に近く、内野安打の可能性が広がる左打者が有利で、プロ、アマ問わず左打者が多いが「日本人の右打者はなかなかいない。どんどん増えていってほしい」と話した。通算盗塁数は0。バットに当てて転がす内野安打も頭になく「足が遅いので、しっかりアジャストして(球を)捉えないといけない」との意識で打席に立つ。

 昨年の日本シリーズでは、横浜時代の08年に右打者史上最高打率・378をマークしたソフトバンク・内川の打撃も目に焼き付けた。「こういうふうに打っているなと感じるものはあった。バットの出し方や球の見方とか」と語る。筒香、ロペスの後で宮崎が輝けば、クリーンアップの破壊力は増す。 (重光 晋太郎)

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2018年1月18日のニュース