松井氏 野茂氏抜き史上最年少での殿堂入り!阪神・金本監督も選出

[ 2018年1月15日 17:00 ]

殿堂プレーヤー表彰の(左から)松井秀喜氏、金本知憲氏とエキスパート表彰が決まった原辰徳氏
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 野球殿堂入りを決める野球殿堂博物館の表彰委員会は15日、競技者表彰のプレーヤー表彰に巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(43)、現阪神監督の金本知憲氏(49)を選出。エキスパート表彰では巨人監督在籍時に7度のリーグ優勝、3度の日本一を果たした原辰徳氏(59)を選出した。

 松井氏は92年ドラフト1位で星稜(石川)から巨人に入団。長嶋茂雄監督の熱心な指導を受けて長距離砲をしての地位を確立し、02年シーズンには50本塁打を放った。首位打者1度、本塁打王、打点王各3度。MVPには3度輝いた。03年にヤンキースに移籍。日米通算507本塁打を放ち、13年には国民栄誉賞で表彰された。

 松井氏は43歳7カ月での選出となり、45歳4カ月で選ばれた野茂英雄氏を抜き、史上最年少での殿堂入りとなった。松井氏は1月24日に発表される米大リーグの殿堂入り候補にもなっている。

 金本氏は現役時代は広島、阪神でプレー。00年には史上7人目のトリプルスリーを達成した。打点王1度、MVP1度。「鉄人」の異名で03年の阪神移籍後も連続試合出場を続け、1492試合連続フルイニング出場は「世界記録」となっている。

 原氏は02〜03、06〜15年に巨人監督を務め、通算947勝。09年には第2回WBCで日本代表を率い、チームを世界一連覇に導いた。

 また、特別表彰は中京商(現中京大中京)、中京大で部長、監督として指導に当たり、東海地区の野球発展に大きく貢献した瀧正男氏(12年4月2日没、享年90)が選ばれた。

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2018年1月15日のニュース