清宮　ジーターグラブで守備磨く　本人知らずも「使いやすい」

ノックを受ける清宮
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　日本ハムのドラフト１位・清宮（早実）が「ジーター・モデル」のグラブで守備を磨く。

　千葉・鎌ケ谷で行っている新人合同自主トレで使用しているローリングス社製の内野用グラブが、遊撃手として５度のゴールドグラブ賞を受賞した元ヤンキースのジーター氏と同タイプということが判明。メジャー通の清宮自身は「（同タイプと）知らなかった」というが、「使いやすい」とこの日も本職のファーストミットではない内野用グラブで守備練習に取り組んだ。

　サイズは１１・５インチ（約２９・２センチ）、５８０グラムで、グラブのこだわりもメジャー流だ。小指の部分に薬指と小指の２本を入れるメジャーに多いタイプを発注。同社の担当者は「日本は人工芝の球場が多いのでグラブに打球を当てるような捕り方もできるが、メジャーでは天然芝で不規則なバウンドになることもあるのでしっかりつかむイメージ」と説明した。清宮も「（この形が）捕りやすい」と、ボール同様に出場機会もがっちりとつかみにいく。　（東尾　洋樹）