43歳中日・岩瀬 新球で恩師に1001(仙一)登板ささげる

[ 2018年1月14日 05:30 ]

新球チェンジアップの握りを見せる岩瀬
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 新球で、恩師にささぐ「1001(仙一)登板」に挑む。中日・岩瀬は今年初めてブルペン入りし、捕手を座らせて約20球を投じた。

 習得中のチェンジアップも試し「当初は腕を振ってボールが来ないイメージだったが、今は縦変化になって落ちるのでそれを利用したい」と手応えは上々。ワールドウィングの小山裕史代表も「普通のチェンジアップではない。今までになかった魔球」と絶賛した。

 球界最年長44歳になる今季は、残り46試合に迫った1000試合登板の記録達成がかかる。ただ「到達すべきところでなく通過すべきところ。勝ちゲームのピースを目指す」と記録ありきのシーズンにするつもりはない。

 4日には入団当時、監督だった楽天球団副会長の星野仙一氏が急逝。「あれだけ影響力のある方がなくなるのは寂しい」と恩師の死を悼んだ。1000試合登板の次は星野氏の名前と同じ1001(仙一)試合。野球界の発展を願いながら旅立った恩師のためにも「できるだけ頑張ります」と意気込んだ。

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2018年1月14日のニュース