阪神・秋山、初ブルペン手応え DeNA戸柱と“バッテリー”

[ 2018年1月13日 05:30 ]

「熱血野球塾」のコーナーで、反復練習の大切さを説く秋山
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 阪神・秋山拓巳投手(26)が12日、今年初めてブルペン入りしたことを明かした。「元日、2日、3日には入れる状態でしたが、今日になりました。腕の振りに対して、思っていたより球がいっていた」。ダイヤモンドバックスへの移籍が決まった平野らと京都府内で合同自主トレ中。DeNA・戸柱が同じ場所でトレーニングしていたことから初ブルペンで“バッテリー”を組んだという。

 「捕手側の意見を聞けた。“こんなに重いとは思わなかった”と言っていただきました。去年は長打が多かったので、そういう意味では、力がうまく伝わっているのかなと思います」

 昨季の被本塁打15、被三塁打2、被二塁打29を合わせた被長打46本はセ・リーグで規定投球回を満たした12人では2番目に多く、ライバルチームの主戦捕手をうならせた“重たい球”に改善への手応えを深めた。

 昨季のチーム最多12勝で先発の柱として期待されて迎える9年目。同等、いや、それ以上の数字を残すために2月1日のキャンプ初日から全開発進する心意気も示した。

 「100%でいけるようにしたい。そこからはコーチの指示だと思うので」

 既にメッセンジャーとともに開幕ローテーション入りを確約されている立場に甘えることなく、「第1クールの最終日か、第2クールの初日には打撃投手があると思う。そこでいいものを出せるようにしたい」と照準を合わせた。(巻木 周平)

 《テレビ生出演》秋山は12日夜に放送されたサンテレビ「熱血!タイガース党」に生出演した。飛躍を遂げた昨季を映像などで振り返り、「10勝目とホームランですかね」と印象的なシーンを挙げた。入団時から貫くワインドアップ投球へのこだわりも聞かれ、「松坂大輔さんや川上憲伸さんに憧れていたので。“先発投手は振りかぶる”という勝手なプライドです」と笑いながらルーツを明かした。

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