オリ・ドラ3福田「J―グリップ」で開眼 悪癖修正へヒント

[ 2018年1月13日 05:30 ]

J―グリップの練習用バット(左)と試合用のバット(右)を手に笑顔を見せる福田
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 オリックスのドラフト3位・福田周平内野手(25=NTT東日本)が“スプリンガー式”で定位置奪取を期した。新人合同自主トレのティー打撃でグリップを斜めに切った「J―グリップ」のバットを使用。昨年ワールドシリーズでMVPを獲得したアストロズのジョージ・スプリンガーも使用し、「ヘッドが立つ。悪い時は(ヘッドが)下がるので、練習で使いたい」と手応えをにじませた。

 メジャーのテレビ中継で発見し、興味を抱いた。グラブ、スパイクの用具提供を受ける美津和タイガーから借りて試し打ち。試合用はヤナセ社製バットのため練習限定ながら、「いい感覚がありました」と悪癖修正のヒントをつかんだ。

 掛布前阪神2軍監督(現オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)が現役時代に愛用した美津和タイガーの野球用具。今季の12球団新人で提供を受けるのは福田だけで、実績次第ではスタッフ契約を交わす可能性もあり、「そうなれるように活躍したい」と意気込んだ。(桜井 克也)

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2018年1月13日のニュース