天国の星野さんへ阪神80人“整列”黙とう 金本監督「一番感謝すべき人」

[ 2018年1月9日 05:30 ]

星野氏を追悼し、黙とうをささげる阪神の球団スタッフや新人選手たち
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 阪神は8日、甲子園球場に隣接する室内練習場で4日に死去した元監督の星野仙一氏を追悼し、金本監督や新人選手、球団スタッフら約80人が1分間の黙とうをささげた。

 星野氏が阪神を率いてリーグ優勝した03年の主力メンバーである指揮官は「夜になるとついつい思い出してしまう。球団としても一番感謝すべき人なんじゃないかと思う」と話した。

 同じく優勝メンバーの矢野2軍監督は「急だったから残念でならない」としのび、星野氏の監督付広報を務めていた平田チーフ兼守備走塁コーチは「思い出がありすぎて、語れない」と肩を落とした。生前、星野氏が「楽天と阪神で日本シリーズを戦うのが夢」と願っていたことには「金本監督が優勝して報告するのが一番の供養になる」と語った。

 この日から新人合同自主トレが開始。視察した金本監督は「ドラフト1位だろうが、育成で入団した選手だろうが、力がある者を使っていく」などと新人7選手に声を掛けた。

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