広島ドラ1中村奨「周りの方々への感謝を忘れず活躍を見せたい」

[ 2018年1月1日 16:45 ]

広島ドラフト1位の中村
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 昨夏の甲子園で大会新記録の6本塁打を放った広島ドラフト1位の中村奨は「活」の一字を選んだ。

 「プロの世界でも、周りの方々への感謝を忘れずに活躍を見せたい」との意味で、恩師である広陵・中井哲之監督が大切にし、中村奨も好きな言葉として挙げる「ありがとう」の心に基づいた言葉でもあった。活躍した先にある将来も思い描く。超高校級捕手が見据えるのは史上初の大記録だ。

 「トリプルスリーをやりたいし、誰も成し遂げていないような記録もつくりたい。最低でも40歳までは(現役を)やりたい。息の長い選手になりたい」

 捕手として3割、30本塁打、30盗塁を達成した選手はこれまでいない。「大きな目標を口にした方が、意識づけができるしモチベーションにもなる」と頼もしかった。(柳澤 元紀)

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2018年1月1日のニュース