阪神 坂井オーナー、ダジャレ締め 来季の言葉「腕(ワン)」

[ 2017年12月30日 05:30 ]

阪神・坂井オーナー
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 戌年こそ、ナンバーワンだ!阪神の坂井信也オーナーが29日、大阪・野田の電鉄本社で報道陣に対応し、恒例となった来年の漢字に「腕」を掲げた。

 「来年は『腕』という字で。監督の手腕に期待する。若手に腕を磨いて腕を上げてほしい。藤浪君に鉄腕、剛腕を期待するということ。『ワン』はナンバーワンにも通じる。そして(18年の干支は)戌なので『ワン』(笑)。この辺りにしておいてください」

 16年は「鋭」、17年は「尊」と「楽」の漢字を選んだ。金本阪神3年目へ向け、選んだ「腕」には訓読みと音読みを駆使し期待を込めた。指揮官の手腕、若手の成長、藤浪の復活、ナンバーワンに加え、犬の「ワン」というオチまで付けられていた。それだけ来年にかける期待が大きいということに違いない。優勝を狙う18年シーズンに向け、腕ぶした。

 「ロサリオが決まってくれたから、ひと安心しているところですね。ただ、また年が明けたら気を引き締めて頑張っていかないと。油断していたら非常に厳しいシーズンになることは自覚しているので。監督もそうだと思う。藤浪君も高山君もそうだけど、特に藤浪君には正月明けて吹っ切って、頑張ってほしいと思っています」

 本社、球団、チームが一体となり、来年は猛虎にとって“ワン”ダフルな1年にしてみせる。(惟任 貴信)

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2017年12月30日のニュース