ソフトB 東浜、ハワイ自主トレ終え帰国、増量成功に手応え

[ 2017年12月30日 05:30 ]

自主トレ先のハワイから帰国したソフトバンク東浜は真っ黒に日焼けし笑顔
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 ソフトバンクの東浜巨投手(27)が29日、優勝旅行を利用して12日から行ったハワイ自主トレを終えて福岡空港に帰国した。宿泊施設のトラブルにもめげず体重2・5キロ増に成功。亜大時代以来という80キロに乗せ、18年型のボディーの下地が完成した。

 「体重が2・5キロ増えて80キロになった。(80キロは)入団の時以来です。例年のオフより体は動きましたし、成果はありましたね」

 “ピンチ”を乗り越えた。11日にチームの優勝旅行の便で日本を出発し、到着翌日に自主トレに入った。ところが、自炊するために予約していたコンドミニアムに入ると目を疑った。「キッチンがなかった」。自分でオーガニックフードの店を探し「自然食品の量り売りだし、野菜も取れた。バランスのいい食事ができました」。学生時代と同じ80キロでも筋肉の質は雲泥の差があるという。

 来季の目標は、球団では06年の斉藤和巳(現野球評論家)の201イニング以来となる200イニング登板だ。体に張りを感じているが、休んでなんかいられない。30日には沖縄へ帰省する予定で「筋肉を落としたくない」と年末年始も体は動かし続け、年明けの3日には本格始動する予定。9日または10日には早くもブルペンへ入るつもりでいる。

 「肩、肘の状態は今年1月よりもいいですね」。真っ黒に日焼けした顔に浮かぶ白い歯は、積み重ねてきた自信の表れに見えた。(福浦 健太郎)

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2017年12月30日のニュース