大谷 通訳同席で英語あいさつ「笑ってもらえてよかった」

[ 2017年12月25日 18:42 ]

会見の冒頭、英語でスピーチする大谷
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 エンゼルスへの移籍が決まった日本ハムの大谷翔平投手(23)が25日、札幌ドームで「サヨナラ会見」を行った。

 栗山監督とともにスーツ姿で登場した大谷は開口一番、「Long time no see, I am Shohei Ohtani(ごぶさたしています、大谷翔平です)」と流ちょうな英語であいさつ。続けて「Thank you for coming out to see this press conference. Please enjoy.(本日は記者会見に来てくださり、本当にありがとうございます。では楽しんでください)」と話すと、なにげに同席した通訳が、間髪入れずに日本語に訳し、球場に集まった1万人超のファンの笑いに包まれた。

 思わぬ演出で盛り上げた大谷は日本語で「え〜こんばんわ。笑ってもらえてよかったです」と笑顔を浮かべた。12年12月25日に入団会見を行ってからちょうど5年。「寮と札幌ドームを往復しているだけの毎日で野球に没頭できた5年間」と振り返り、「(二刀流に挑戦させてもらえる)そういう考えをもってくれている人が周りにいた。それがラッキーだった」と栗山監督に感謝した。

 会見ではエンゼルスの赤にユニホームを身にまとい、栗山監督を相手に“ラスト投”。最後まで笑顔でグラウンドを後にした。

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