広島・一岡“一岡シート”つくる 江草先輩から伝統引き継ぐ

[ 2017年12月25日 05:30 ]

トークショーを行ったと一岡(右)と会沢
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 広島・一岡竜司投手(26)が「一岡シート」の創設に意欲を示した。24日は広島競輪場で会沢とトークショーに参加。前日23日に広島県福山市の児童養護施設「こぶしヶ丘学園」を訪問して2〜18歳の児童と交流したことを明かし、「本当に純粋な子供たちばかりだった。将来的には試合に招待できたらいいなと思う」と活動の発展を誓った。

 今季限りで引退した江草仁貴氏が「子供たちの夢を応援したい」と同施設を約10年間にわたって訪問。親交の深い先輩から「現役選手に引き継ぎたい。その方が子供たちも喜ぶ」と思いを託され、中崎、塹江を連れて初訪問した。クリスマスパーティーではトナカイの着ぐるみをかぶるなど盛り上げたという。

 「仲良くさせてもらっていた先輩がやってきたこと。いい伝統なので、これからも続けて、勇気づけたい」

 定期的な訪問だけでなく、江草氏が過去に施設の子供たちをマツダスタジアムに招待した活動の継承も心に決めた。リーグ連覇した今季はブルペンの一翼を担って自己最多の59試合に登板。6勝2敗、防御率1・85の安定感で大きく貢献した。3連覇を目指す来季も同様のフル回転を期待され、子供たちとの交流で新たな活力を得た。(柳澤 元紀)

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2017年12月25日のニュース