中日・又吉が先発志願　４年連続５０試合登板も「欲求不満」

笑顔で収録に臨む又吉（中央）（左は谷元、右は川上憲伸氏）
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　中日・又吉克樹投手（２７）が２４日、地元・名古屋のＣＢＣテレビ「サンデードラゴンズ」に生出演し、「１年間やらせてもらえたら…」と改めて先発陣定着への強い意欲を口にした。

　新人から４年連続５０試合登板を果たしても「欲求不満だった」と吐露した。救援で開幕し、すぐに配置転換された先発では９試合で３勝０敗、防御率２・６３。６月中旬からは再びブルペンへ回り、救援では計４１試合で５勝３敗２１ホールド、防御率１・４９と十分な数字を残した。

　役割に関係なく貢献する意気込みでも個人的には「先発したい」の思いが強い。首脳陣からは先発時の奪三振率低下などを配置転換の一因に挙げられ、「長い回を投げるから自分の中で三振を求めていなかった。求められるのなら取ればいい」と語気を強めた。

　現時点で来季の起用法は未定で、来春キャンプは今春同様に先発調整で進める考え。「結果じゃないですか。ゼロでどれだけ抑えられるか」とマウンド上でも“主張”を続ける決意だ。（桜井　克也）