阪神キャンプ地 ネーミングライツ料で設備充実、維持を 名称は来春決定

[ 2017年12月23日 09:18 ]

宜野座村野球場
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 阪神の1軍春季キャンプ地である沖縄県宜野座村が公募していた宜野座村野球場等のネーミングライツ(命名権)にホテルなどを展開する「株式会社かりゆし」が応じ、合意に達していたことが22日、分かった。宜野座村役場の担当者が明かした。

 「今週に入って、決まりました。正式名称は決まっていませんが、2月のキャンプインの頃には名称も決まっていると思います」

 今年9月、宜野座村は(1)契約期間3〜5年以上(2)ネーミングライツ料は年間500万円以上(3)平成29年9月1日現在で沖縄県内に登記簿上の本社、支社、事業所を有する法人、その他団体などの条件で、宜野座村野球場と宜野座ドームのネーミングライツの公募を開始した。

 愛称の条件として「村民や利用者に親しまれ、野球場・ドームにふさわしい愛称」などとしていた。ネーミングライツ料の用途について担当者は「球場の設備、維持の充実化を図れると思います」と説明。オープン戦等を開催するための設備投資、整備費に加えて新たなネット設置などに使われる見込みだ。

 ネーミングライツ料で施設が充実すれば村にとっても、春季キャンプで使用する阪神にとっても大きなプラスとなる。来春には新たな名称となるボールパークで金本阪神は球春到来を迎える。

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2017年12月23日のニュース