ダル通訳なし交渉 カブスと3時間半「ここ10年で一番疲れた」

[ 2017年12月20日 05:30 ]

メジャー球団による争奪戦が激化しているダルビッシュ(AP)
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 ダルビッシュはカブスと交渉したことを自身のツイッターで公表し「非常にいいミーティングでした」と感想をつづった。大リーグ公式サイトによると、カ軍はセオ・エプスタイン編成本部長とジェド・ホイヤーGMがダラスに出向いた。右腕は「自分なりに英語を次のステップに持っていきたくて」と代理人とともに通訳なしで臨んだ。3時間半のロング交渉で質問も数多くしたそうで「かなり頭を使ったためここ10年で一番疲れたんじゃないか」とつぶやいた。

 昨季世界一のカ軍は今季、ナ・リーグ優勝決定シリーズで敗退。15年サイ・ヤング賞の右腕アリエッタがFAになったため、柱となる投手の補強が急務で、資金力も豊富だ。

 今季ダルビッシュがトレード拒否条項に記した10球団にカ軍は含まれているが、エプスタイン編成本部長はレッドソックスGM時代の03年オフ、当時ダイヤモンドバックスの大物右腕シリングとの直接交渉で同条項を破棄させ、獲得したこともある。熱意は届くか。

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2017年12月20日のニュース