西武・森 500万円減 3月に骨折「もったいない1年だった」

[ 2017年12月19日 11:55 ]

500万円ダウンで更改した西武・森
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 西武・森友哉捕手が19日、メットライフドーム内で契約更改交渉に臨み、500万円減の来季年俸4000万円でサインした。

 今季は3月の強化試合・キューバ戦で死球を受け、左肘を骨折。手術ではなく保存療法を選び、長期離脱を強いられた。1軍初出場は8月15日の楽天戦。ただ、そこから自慢の打棒を発揮し続け、プロ自己最少の38試合の出場ながら、打率・339、2本塁打、18打点。2位でのクライマックス・シリーズ進出にしっかりと貢献した。

 「骨折してしまい、なかなか完治せず、もったいない1年だったなと思います。ケガしている間は野球が全力でできない、何もできない厳しい時期でした」

 今オフはオーストラリアでのウインターリーグに参加し、捕手としての修行に時間を割いた。右膝に違和感を訴えて今月12日に帰国したが、検査も受けて幸い軽傷だという。

 「捕手としてレギュラーを獲りにいくつもりでやっていきたい。一番の武器はバットなので。まずはしっかり守る。また打撃でも活躍できる選手になりたいです」

 リスタートとなる来季5年目へ向け、「打てる捕手」としての一本立ちを目標に掲げた。

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2017年12月19日のニュース