阪神ロサリオ トリリンガルだった!韓国語に続き次は日本語や

[ 2017年12月19日 05:30 ]

阪神のロサリオ
Photo By 提供写真

 阪神に新加入するウィリン・ロサリオ内野手(28=前韓国ハンファ)が「トリリンガル」であることが18日、分かった。

 この日、ドミニカ共和国から帰国した国際担当スカウトの三宅徹球団本部部長から、ロサリオに関する報告を受けた谷本修球団本部長が「“かなり頭がいい”と言っていましたね。(ドミニカ共和国の公用語である)スペイン語、英語、韓国語の3カ国語が話せると聞きました」と意外!?な横顔を明かした。

 在籍9年の大リーグで英語を習得したのは理解できるが、2シーズンしかいなかった韓国プロ野球で韓国語を理解したというのだから、その頭脳は明晰(めいせき)に違いない。谷本球団本部長は「たぶん、そう(日本語も習得することに)なると思いますね。ドリスに変な日本語を教えないように言わないと(笑)」と続けた。日本語もマスターすれば、4カ国語以上を操る「マルチリンガル」の誕生となる。

 その頭脳はもちろん野球にも生かされている。相手投手の配球を読んだり、状況判断ができるからこそ、大リーグや環境が変わった韓国でも成功を収めることができた。「頭が良い方が環境にも適応しやすいし、状態が悪くなった時も自分で考えられる。自分で考えて、やってくれるところがやっぱりいいですね」(同球団本部長)。抜群のパワーと明晰な頭脳を兼備する、新たな4番候補は、かなりの高確率で、やってくれそうだ。(惟任 貴信)

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2017年12月19日のニュース