右肘疲労骨折のライアン小川　開幕投手照準「甘やかしてもいけない」

２００万円増の年俸９０００万円でサインしたヤクルトの小川
Photo By スポニチ

　ヤクルト・小川は２年ぶり４度目の開幕投手に照準を定めた。１０月に右肘を疲労骨折し、年内はノースロー。

　来年３月３０日のＤｅＮＡとの開幕マウンド（横浜）に間に合うかは微妙だが「手術明けで慎重にはやりたいが、甘やかしてもいけない。一番は開幕（に間に合うこと）」と決意をにじませた。今季は８勝７敗、防御率２・８３。骨折、左脇腹肉離れなどで離脱した一方で、シーズン中盤には一時的にチーム事情から守護神に回った。この日は都内の球団事務所で契約交渉を行い、２００万アップの年俸９０００万円でサイン。「先発としての内容を評価していただいた」と感謝していた。