菅野、小林との勲章「目標だった」 炭谷は菊池との秘話明かす「泣かした」

[ 2017年12月14日 14:32 ]

 スポーツニッポン新聞社が制定する「2017年度プロ野球最優秀バッテリー賞」(協力・一般社団法人電池工業会、協賛・イエローハット、東日印刷)の表彰式が14日、都内のホテルで行われた。セ・リーグは巨人の菅野智之投手―小林誠司捕手、パ・リーグは西武の菊池雄星投手―炭谷銀仁朗捕手のバッテリーが受賞した。菅野は3年ぶり2度目、炭谷は8年ぶり2度目、小林と菊池は初受賞となった。

 表彰式には都合で欠席した菊池を除く3選手が出席。菅野が「(小林)誠司とバッテリー賞を獲るのが一つの目標だった。素直にうれしい」と話せば、小林も「(菅野)智之は自分にとってもチームにとっても心強い存在」と応えた。炭谷は「(菊池は)持っているモノは素晴らしかったが今年、覚醒してくれた」。不振が続いた昨季は試合後に毎回のように2時間ほど、2人だけのミーティングを行い「2時間ぐらい話して、泣かすこともしばしばだった」と“秘話”を明かした。菊池はビデオメッセージで「銀さんとは2年目からバッテリーを組んで、僕を成長させてくれた」とコメントした。

 賞金は100万円で、副賞で乾電池320本などが贈られた。菅野は「想像がつかない。発電所でも作ります」とビッグなプランを披露。炭谷は「前回も電池をいただいて、リモコンの電池を替えたりとか便利で助かった」と笑顔で話していた。

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2017年12月14日のニュース