井口監督、福浦偉業を後押し!コーチミーティング免除などでプレー集中

[ 2017年12月11日 08:58 ]

ロッテ・福浦
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 ロッテの井口新監督が、通算2000安打まであと38本としている福浦選手兼任打撃コーチの記録達成を後押しする。41歳のベテランには新たにコーチとしての肩書も加わった。それでも日米通算2000安打を達成し、名球会入りしている先輩でもある指揮官は「まずは選手でしっかりやってほしい。2000本も懸かっていますから」と訴えた。

 そのために「選手・福浦」に集中させる。

 (1)これまで通り、選手ロッカーを使用。

 (2)コーチミーティングへの参加は免除。

 さらに一塁先発出場も期待。ここ数年は主に代打として起用されてきたが「まだまだ一塁でも動ける」と信頼を寄せる。

 今季限りで現役を引退し、即監督に就任。福浦にとっては1学年先輩の「戦友」だ。最下位からの上位浮上を目指す若き指揮官の期待に応えるためにも調整のペースを上げる。キャンプでは近年「ベテラン調整」が許可されていたが「しっかり体をつくってくれと言われているので例年より早くつくります」と意気込む。

 ロッテの生え抜き選手で通算2000安打を達成したのは、榎本喜八、有藤道世(現通世=本紙評論家)の2人だけ。プロ25年目のベテランは「(キャンプ)初日から試合に出られるくらいの気持ちでいくよ」と決意をにじませた。 (町田 利衣)

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2017年12月11日のニュース