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大谷に大穴エンゼルス猛アタック 日本通GMが“仕掛け人”

日本ハムの大谷
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 ポスティングシステムで大リーグ移籍を目指す日本ハムの大谷翔平投手(23)と交渉したエンゼルスが6日(日本時間7日)、ツインズとトレードし、25歳未満のドラフト対象外の外国人選手に使える契約金の枠を100万ドル(約1億1300万円)増やした。231万5000ドル(約2億6200万円)として「大谷資金」の調達に成功。交渉中の7球団の中で大穴のエ軍が猛チャージだ。

 米メディアの間で全くの「無印」だったエンゼルスが、にわかに存在感を増してきた。プレゼン文書による「1次選考」で脱落したツインズとのトレードを成立。マイナー外野手を放出し、見返りに「インターナショナル・ボーナスプール」と呼ばれる25歳未満のドラフト対象外の外国人選手に使える契約金枠を100万ドル分、新たに手に入れた。

 ツ軍同様、「1次選考」で脱落したヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは大谷が西海岸で中小規模の都市を希望していることを示唆。エ軍はロサンゼルスが本拠地都市ではあるが、エンゼルスタジアムのあるアナハイムは同市の郊外にある。米メディアでは大谷が日本選手の所属していない球団を希望しているとも伝えられており、現在のエ軍はこれにも合致する。

 「2次選考」の直接交渉に進んだ立役者の一人は、ヤンキースGM補佐時代の13年オフに田中の獲得に尽力したビリー・エプラーGMだ。当時はキャッシュマンGMの右腕として来日し、視察を重ねた。日本市場に詳しい、ある球団のスカウトは「エプラーはヤ軍時代から日本に行くたび、大谷のことをしっかり見ていた」と証言する。メディアに積極的に露出する方ではなく、大谷争奪戦への参戦を認めたのも11月末になってから。米メディアがノーマークだった理由でもある。

 今季はア・リーグ西地区2位だったが、80勝82敗と負け越し。世界一となったアストロズには21ゲーム差をつけられた。先発陣の補強は最重要課題。打線は通算614本塁打を誇り、来年1月で38歳になるDHのプホルスに適度に休養を与えつつ、一塁と併用することも選択肢に入る。さらに大谷が外野を守るオプションも加えられれば、共存のパターンが広がる。26歳の若さで通算201本塁打を記録し、メジャー屈指のスターになったトラウトに、大谷、プホルスが続く重量打線の形成を目指す。

 現在、大谷は7球団からの絞り込みを進めているとみられる。27球団が参戦したとされる争奪戦。勝利の女神が、「天使の軍団」にほほ笑むか――。

 ▽ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム 1961年にロサンゼルス・エンゼルスとして誕生。66年にアナハイムに移転した。79年にはノーラン・ライアンらを擁して初の地区優勝を達成し、2002年に初の世界一に輝き、05年に現在の球団名に。14年に5年ぶりの地区優勝を達成した。日本選手では長谷川滋利、松井秀喜、高橋尚成がプレー。本拠はエンゼルスタジアム。

[ 2017年12月8日 05:30 ]

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