キャラ目立った楽天育成2位・松本、お立ち台での“独り舞台”も見てみたい

[ 2017年12月8日 10:45 ]

背番号133を指す松本
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 楽天がドラフトで指名した10人の中で一際、キャラが目立った選手がいる。育成2位の松本京志郎内野手(18=光南)だ。11月22日の新入団選手発表会見では「(サッカーの)C・ロナウドとか、(米俳優の)トム・クルーズって言われます」と世界的な大スターの名前を挙げた。会場は笑いに包まれたが、本人は真剣そのもの。ドラフト指名後、福島県内の役所へのあいさつ回りの時に、職員らから言われたという。

 プロ入りして買いたいものに人気ゲームの「モンスターハンター」を挙げ、さらに笑いを取った。その後の囲み取材でも受け答えは全て“お国言葉”。それでも「なまってないですよ」とさらにお国言葉で畳みかけ、報道陣を笑わせてくれた。

 もちろんキャラだけじゃなく、野球の実力は折り紙付き。1メートル72、72キロと小柄ながら高校通算31本塁打とパンチ力もある。「打撃では負けたくない」と意気込む。東北を本拠地に構える楽天のご当地選手として期待も高い。まずは支配下登録を目指すことになるが、早く1軍で脚光を浴び、お立ち台での“独り舞台”も見てみたい。(黒野 有仁)

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2017年12月8日のニュース