阪神・岩崎「開幕ローテ」狙う　中継ぎの柱から先発の柱へ

阪神・岩崎は契約更改を終え会見する
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　阪神・岩崎優投手（２６）は２０００万円増の推定年俸４５００万円で更改した。入団以来、右肩上がりの昇給で今回も大幅にアップ。登板数６６はトップの桑原６７試合に次ぐもので４勝１敗１５ホールドで防御率２・３９。「いつ行くか分からない難しいところでしたが、球団は評価してくれた」と喜んだ。

　ただ、目は先発再転向が予想される来季に向いている。来年２月１日からアピールする立場となり、開幕ローテーション入りについては「１年間やらないといけない。そこがないと始まりもない。目標ではなく、入らないといけない」と強い決意を示した。

　長いイニングを求められる先発においては、いくつかの球種に変化をつけることも想定されるが「リリーフになって（球種は）減ったが、今持っているものを磨きたい。やたらめったらに持っていても意味はない」と青写真を語った。目指すは先発でシーズンを投げ抜き自身初となる２桁勝利。今オフは主力級の先発投手の補強がなかっただけに、岩崎への期待は大きい。