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“因縁”アストロズ、ダル獲りへ グリエルから差別行為も本人は好印象

ワールドシリーズで戦ったアストロズが獲得に動いているダルビッシュ
Photo By 共同

 今季、球団史上初の世界一に輝いたアストロズが、ドジャースからFAとなったダルビッシュ有投手(31)の獲得へ本格調査を進めていることが5日(日本時間6日)、分かった。12年から5年半所属したレンジャーズでは同じア・リーグ西地区の宿敵で、ド軍ではワールドシリーズで敗れた相手だが、ダルビッシュはア軍に好印象を抱いており、交渉の行方が注目される。

 98〜00年のヤンキース以来、どの球団も達成していない2年連続の世界一に向け、アストロズが動く。大リーグ関係者がスポニチ本紙の取材に「ア軍はダルビッシュの獲得に熱心な球団の一つ」と明かした。右腕の獲得を目指し、正式オファーへの準備を進めている。

 先月中旬に行われたGM会議に出席したジェフ・ルノーGMは「彼ほど武器の多い投手はいない。ある試合で特定の球種で抑えても、別の試合では全く違う球種で攻めてくる」と改めて高評価。実現こそしなかったが、7月末のトレード期限前の交渉にも参戦しており、ワールドシリーズで2試合連続で攻略しても「悪い試合が2つ続いただけ」と評価は不変だった。ア軍は年間200投球回に到達したのが途中加入のバーランダー一人だが、左腕カイケルに、ダルビッシュが加われば、超強力3本柱が形成されることになる。

 ダルビッシュ自身もレンジャーズ時代からア軍に好印象を抱いている。ワールドシリーズの前には「一人一人のスカウティングリポート(打者の傾向)が偏っていない」と打線を評価。同じテキサス州のライバル同士であっても、ヒューストンのファンは「レ軍に汚く言うわけでもないし、凄く良い関係」と語り、同シリーズでグリエルが人種差別的な行動を自身に見せた際にも「気にしていない」と本人に伝えた。

 ア軍の本拠地球場ミニッツメイド・パークではレギュラーシーズン通算で6試合に先発し41回2/3で4勝1敗、防御率2・16と好成績を残している。シーズン終了後には「ワールドシリーズに出て活躍したいというのが目標になった」と口にしており、悲願の世界一を目指す上でもア軍は適している。

 現在は27球団を巻き込んだ大谷争奪戦や、ダルビッシュと同じジョエル・ウルフ氏が代理人を務めるマーリンズの主砲スタントンのトレード交渉により、移籍市場が一時停滞している。しかし、米メディアでは契約額が6年総額1億6000万ドル(約179億2000万円)と予想。今オフFA市場の投手一番の目玉とされているダルビッシュの争奪戦の動きは水面下で広がりつつある。

 ▽ダルビッシュのワールドシリーズ登板 第3戦はグリエルにソロ本塁打を浴びるなど1回2/3を4失点。第7戦もスプリンガーに2ランを浴びるなど同じ1回2/3を5失点で降板し、いずれも敗戦投手に。「最後に足を引っ張ってしまった。凄く残念です」と振り返った。投球回はメジャー自己最短。地区シリーズとリーグ優勝決定シリーズ合計で2戦2勝、防御率1.59の好投とは別人の内容だった。

[ 2017年12月7日 06:15 ]

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