大谷 有力候補ジャイアンツと交渉 MVP捕手ポージーも同席

[ 2017年12月5日 10:09 ]

日本ハムの大谷
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 ポスティングシステムによる大リーグ移籍を目指している日本ハムの大谷翔平投手(23)が、有力候補とされるジャイアンツと交渉を持ったとNBCスポーツが報じた。

 面談には、ベア最高経営責任者(CEO)、エバンスGMやボウチー監督のほか、2012年にナ・リーグの最優秀選手(MVP)に輝いたポージー捕手も同席したという。

 関係者の話を総合すると、現時点ではジャイアンツとカブスが一歩リード。ともにDH制を採用していないナ・リーグで、下馬評では不利とされていたが、ジャイアンツは外野手が手薄。今季地区最下位に沈んだ。9月にブルース・ボウチー監督が「二刀流は無理」と発言も、すぐに撤回し米メディアに「大谷は特別。先発投手をしながら300〜400打席に立てる」と話した経緯もある。

 25歳未満のドラフト対象外の海外選手に該当する大谷は契約金が制限される。金銭交渉は二の次で、二刀流起用が焦点のアピール合戦。交渉がスムーズに進めば、ウインターミーティングが開催されている今月中旬にも新天地が決定する。

 バレロ代理人は11月24日、全30球団に対し「評価」「起用プラン」などを説明するプレゼン文書を要請。米メディアによると、27球団が提出した。29日に米国入りした大谷自身も渡米前から資料に目を通し、絞り込み作業を行った。

 その結果、ア・リーグはマリナーズ、エンゼルス、レンジャーズ、ナ・リーグはジャイアンツ、カブス、パドレス、ドジャースが「2次選考」に進んだ。米メディアから本命視されていたヤンキースをはじめ、名門レッドソックス、過去に日本選手も多く在籍したメッツなどは交渉から除外された。

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2017年12月5日のニュース