侍J・U12仁志監督が講演 “自立促す教育法を”

[ 2017年12月4日 14:31 ]

特別講演を行った侍JAPAN・U─12仁志監督
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 侍ジャパンU―12監督の仁志敏久氏(46)が3日、札幌市内で少年野球指導者を対象に「野球を通した子どもたちへの教育と指導法」(北海道野球協議会主催)と題した特別講演を行った。

 75人の指導者を前に仁志氏が熱く訴えた。「少年野球の本質は(1)野球を通した社会的教育(2)心身の健全化(3)自立の促進。ミーティングでは選手に問題提起させ、ヒントを与えるだけでいかに教えないかがポイント」。自らは将来の日本代表戦士に洗濯物の絞り方まで教え、自立を促したという。指導者のタブーは(1)押しつけ(2)決めつけ(3)怒鳴りつけ――と明言。減り続ける野球人口の現実を直視しつつ、出席者にはさらなる情熱を注いでほしいと結んだ。

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2017年12月4日のニュース