巨人・畠 球宴で熊本凱旋を約束「開幕から飛ばしていく」

[ 2017年12月4日 05:30 ]

昼食の時間に子どもたちにカレーを振る舞う巨人・畠
Photo By スポニチ

 ルーキーイヤーながら今季6勝をマークした巨人・畠が、熊本市内で行われた「ジャイアンツふれあいスポーツフェスタin熊本」に参加し、2年目となる来季の球宴初出場を誓った。イベントに参加した県内の約300人の小学生に、来年7月14日の球宴第2戦で熊本に凱旋することを約束した。

 「スポーツは夢を与える。今日会った子供たちに、覚えていてもらえるような活躍をしたい。オールスターにはトッププレーヤーが選ばれる。そこに選ばれる選手になりたい」

 プロ野球選手として初めて参加したオフのイベント。初めて訪れた地で、新たな決意が芽生えた。昨年の熊本地震で、大きな被害が発生。震災復興を目的に、来年は熊本・藤崎台県営野球場で球宴が初開催される。その夢舞台に立つことが大きな目標になった。

 今季は、入団前に受けた右肘の手術の影響で出遅れた。それでも7月以降は菅野、マイコラス、田口に次ぐ柱となって6勝をマーク。来季は2桁勝利が期待される。球宴に選出されるには、前半戦から結果を残す必要がある。「開幕から飛ばしていきたい」。このオフはエース菅野に弟子入りして、米ハワイでシーズンをフルで戦い抜く準備を整える。

 西武からFA宣言した野上が加入する。ローテーション争いは激化するが「年齢は関係なく負けられない。自分が生き残るために勝たないといけない」と言い切った。7カ月後、熊本の子供たちと再会するために、畠はローテーション投手として進化を目指していく。(重光 晋太郎)

続きを表示

2017年12月4日のニュース