ロッテ西野 2000万円ダウン 節目プロ10年目「1年間1軍にいたい」

[ 2017年12月1日 10:56 ]

契約を更改したロッテ・西野
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 ロッテの西野勇士投手(26)が1日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉に臨み、2000万円ダウンの年俸7500万円(金額は推定)でサインした。

 先発再転向して迎えた今季だったが、右肘内側側副靱帯損傷の影響もあり、わずか5試合の先発で2勝3敗、防御率4・73に終わった。実はオープン戦から異変を感じていたものの、し烈な先発枠争いが繰り広げられていたことや結果を残していたこともあり「正直、自分の投げたい球が投げられていなかったが抑えられていて、これでもいけると甘い考えがあった」と振り返る。

 5月に離脱して長いリハビリを行い痛みがなくなると、9月30日の楽天戦(Koboパーク宮城)で170日ぶりの白星をマーク。「しっかり治していけば結果が出ると再確認できた」と来季に向けての大きな1勝になった。

 「先発をやりたい気持ちはあるが、どのポジションでも1年間1軍にいたい。昨年の後半と今年ほとんど1軍にいなかったので、自分を忘れていたり知らないファンもいるかもしれないので、そういう人たちに自分をアピールできるようにしたい」。育成選手だった頃のように、新たな気持ちで節目のプロ10年目に向かう。

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2017年12月1日のニュース