井口ロッテ 台湾代表に3連勝締め 13安打9得点「来年につながる」

[ 2017年11月13日 05:30 ]

練習試合   ロッテ9―1台湾代表 ( 2017年11月12日    台湾・桃園 )

<台湾代表・ロッテ>遠征3試合を終え、台湾代表チームと握手をするロッテ・井口監督(右)
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 今季最後の実戦で13安打9得点と快勝。台湾代表との練習試合で3戦全勝を飾り、ロッテの井口新監督は「(最下位に沈んだ)今季苦しい思いをしたが、いい形で終われて来年につながる」と確かな手応えを口にした。

 打線は初戦、2戦目もともに6得点を挙げた。今季限りで引退して就任した42歳の若き指揮官は、秋季練習から徹底的にバットを振り込ませ「やってきたことが出せている」と満足げだ。遊撃で3戦フル出場した平沢は2回に中前適時打、4回にも左犠飛で2打点。プロ3年目の来季、定位置奪取が期待される19歳は「内容のある打撃ができるようにオフにしっかりやりたい」と表情を引き締めた。

 13日に帰国してオフに入るが、井口監督は「休みたければ休めばいいが、それだけ置いていかれる」とキッパリ。来年の春季キャンプでは1、2軍枠を撤廃してさらなるチーム内競争の激化を求め、選手には2月1日には実戦のできる準備を課した。最下位からの巻き返しを誓う「井口ロッテ」は上々の船出となった。 (桃園・町田 利衣)

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