東洋大 今度は“振り逃げ”から先制点 リーグ戦の教訓生かし

[ 2017年11月12日 14:58 ]

明治神宮大会大学の部準々決勝   東洋大―富士大 ( 2017年11月12日    神宮 )

<富士大・東洋大>初回2死一、二塁、原沢が先制の中前適時打を放つ
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 東洋大がミスした教訓を生かして先制点を挙げた。明治神宮野球大会準々決勝で富士大と対戦した東洋大は初回1死、2番の竹原が3ストライク目を見逃したが捕手の小林が後逸。すかさず竹原は一塁に走り、振り逃げ(記録は三振と捕逸)で生き、2死から原沢のタイムリーで1点を挙げた。

 リーグ戦中、立正大との3回戦で無死二塁から田中将がストライクを見逃し捕手が後逸。このとき、振ってないからと打者走者の田中将は一塁に走らずタッチアウト。その後安打が続いたが逆転には至らず勝ち点を落とした。ルールでは第3ストライクを正規捕球しない場合は一塁に生きる権利が発生する。それは打者がバットを振っても見逃しても条件は一緒。リーグ戦では“振り逃げ”の言葉に惑わされてミスしたが、今回は教訓を生かし先制点につなげた。

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2017年11月12日のニュース