サイ・ヤング賞2度の名右腕、ロイ・ハラデー氏が飛行機事故死 40歳の若さで

[ 2017年11月8日 07:54 ]

2013年8月、フィリーズ時代のハラデーさん (AP)
Photo By AP

 メジャー通算203勝を挙げ、2度のサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に輝いたロイ・ハラデー氏が7日(日本時間8日)、飛行機事故で亡くなった。40歳の若さだった。

 メジャーリーグの公式サイトによると、7日にハラデー氏が操縦する小型機がフロリダ州沖に墜落。同州警察が死亡を確認した。ハラデー氏は最近に小型機の免許を取得。先月には自身のツイッターに墜落したと思われる小型機の写真を投稿し、「引退してから小型機を所有することが夢だった」とコメントを添えていた。

 ブルージェイズ、フィリーズで通算203勝を挙げ、2013年限りで現役を引退。フィリーズ時代の10年には5月に完全試合、同年10月のプレーオフ地区シリーズでは無安打無得点試合を達成。03年のヤンキース・松井のメジャー初打席の相手としても知られる。

 ハラデー氏の突然の訃報を受けてブルージェイズ、フィリーズはそれぞれ哀悼の意を表し、元チームメートのライアン・ハワードも自身のツイッターで「何と悲しい日だ。素晴らしい野球人、何より素晴らしい人間を我々は失った」と名投手の死を嘆いた。

続きを表示

2017年11月8日のニュース