西武ドラ2西川は大谷系?ダル系?渡辺SDぞっこん「モテる要素満載だね」

[ 2017年11月8日 05:30 ]

西武・渡辺SD(右)から辻監督のサイン色紙を手渡される花咲徳栄・西川
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 西武からドラフト2位で指名された花咲徳栄・西川愛也(まなや)外野手(18)が7日、埼玉県加須市内の同校で渡辺久信SD(52)らから指名あいさつを受けた。日本ハム・大谷翔平投手(23)をほうふつさせるイケメンスラッガーの目標は「トリプルスリー」。日本ハムのドラフト1位、早実・清宮幸太郎内野手(18)に負けないスーパースターを目指す。

 かつて「トレンディー・エース」と呼ばれ、女性ファンから大人気だった渡辺SDもうなるイケメンだ。モデルのような小顔に彫りの深い顔立ちで涼しい目元。初対面した西川の甘いマスクを見て、「ダルビッシュに似ている。思ったより体が大きい。その割に顔がちっちゃい。モテる要素満載だね。オーラ、雰囲気を持っている」と絶賛。それを聞いた西川は「(似ているのは)大谷選手とも言われます」と照れ笑いを浮かべた。

 将来の西武を背負って立つスター候補だ。今夏の甲子園を制し、地元・埼玉に初めて深紅の優勝旗を持ち帰った。俊足に加え、広角に打ち分ける打撃技術、通算31本塁打とパンチ力もある。渡辺SDは「(盗塁王2度の)日本ハムの西川に雰囲気、プレースタイルが似ている」と評するが、こちらの西川の志も高い。「浅村さんのような破壊力のある打撃が魅力に感じる。(目標は)トリプルスリー」と力強かった。

 中身もイケメンだ。全国制覇後も連日、午後10時まで自主練習に取り組んだ。岩井隆監督は「非常にストイックで自分を追い込む。完全に自立できている」と野球に対する真摯(しんし)な姿勢を評価した。

 早実・清宮は7球団競合で日本ハムに入団。同じリーグでしのぎを削ることになった。「今は能力的に自分が下。少しずつ努力を積み重ねて(同世代の)トップになりたい」。7月の地方大会中には、寮から西川のユニホームが消えたことがあった。盗難の噂も流れて一躍有名になったが、プロで活躍すれば球界屈指の人気者になるはずだ。 (平尾 類)

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