NTT東日本 ハムドラ2西村好救援!サヨナラ呼んだ

[ 2017年11月8日 05:30 ]

スポニチ後援第43回社会人野球日本選手権第6日・2回戦   NTT東日本3―2王子 ( 2017年11月7日    京セラドーム )

<NTT東日本・王子>力投するNTT東日本・西村
Photo By スポニチ

 1回戦1試合、2回戦2試合が行われた。2回戦では今夏の都市対抗を制したNTT東日本が王子に延長12回の末、3―2でサヨナラ勝ち。日本ハムからドラフト2位で指名された西村天裕投手(24)が4回から登板し、6回1安打無失点の好救援を見せた。明治安田生命はJR東日本東北に5―1で勝利し、初めてベスト8入りを決めた。

 強い気持ちでマウンドに上がった。2点ビハインドの4回から西村はマウンドに上がった。「流れを変えてやる」。立ち上がりは球が上ずり2四球を与えたが、9回までの6イニングを1安打無失点。7奪三振と圧倒した。

 日本ハムからドラフト2位で指名された最速154キロ右腕の投球に打線も意地を見せた。5回に1点を返すと7回に追いついた。西村も最後の9回は圧巻の3者三振。試合後は「もっと投げる気でした」と笑っていたが、ロッテのドラフト5位、渡辺にバトンを託して勝利に大きく貢献した。

 今年は都市対抗で頂点に立ったが、西村自身は2試合で計1イニング6失点。「力だけで押す投球でなく、145キロでも150キロに見える切れ」を目指して臨んだ大会だった。「(王子の)近藤君がよかったから、あれ以上点をやれなかった。西村は期待以上の投球」と飯塚智広監督。苦しい戦いを制し、2大大会2冠への道を切り開いた右腕を絶賛していた。

続きを表示

2017年11月8日のニュース