大阪桐蔭エース柿木、38回2失点 仙台育英戦の悪夢払拭

[ 2017年11月6日 05:30 ]

秋季近畿大会決勝   大阪桐蔭(大阪1位)1―0智弁和歌山(和歌山1位) ( 2017年11月5日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

完封勝利を挙げた大阪桐蔭・柿木
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 大阪桐蔭はエース右腕の柿木蓮投手(2年)が背番号1の貫禄を示した。3試合計35安打28得点の猛打で勝ち上がってきた智弁和歌山を被安打7の8奪三振で完封。虎の子の1点を守り切った。

 1―0で迎えた9回に“悪夢”がよぎった。最終回に2点を奪われ、サヨナラ負けした今夏の甲子園3回戦・仙台育英戦だ。「意識したし、頭をよぎりました。でも、変に考えすぎないようにしました」。この日は3者凡退で切り抜け、苦い思いを振り払った。

 新チームの公式戦全11試合中5試合に先発。38回を投げ、わずか2失点と安定感は際立つ。「1番をつけている自覚はあります。信頼されるピッチャーにならないとあかん」。佐賀県出身のド根性右腕が秋の日本一へチームを導く。

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2017年11月6日のニュース