3連敗後に2連勝…DeNAラミレス監督「もちろん日本一になれると信じている」

[ 2017年11月2日 22:40 ]

SMBC日本シリーズ第5戦   DeNA5―4ソフトバンク ( 2017年11月2日    横浜 )

イニングまたぎの力投で勝利に貢献した山崎康(左)を出迎えるラミレス監督
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 プロ野球のSMBC日本シリーズ(7試合制)は2日、横浜スタジアムで第5戦が行われ、DeNAがシーソーゲームを制して5―4でソフトバンクに逆転勝利。3連敗後の2連勝で通算成績を2勝3敗とした。日本シリーズは移動日を挟み、再びヤフオクドームへ舞台を移して4日に第6戦が行われる。

 パ・リーグ王者を相手に2度逆転して白星を手にしたアレックス・ラミレス監督(43)は「きょうは彼がやってくれると信じていた」と4回の逆転2ランを含む2安打3打点の活躍を見せた主砲・筒香を絶賛。その後、1度逆転は許したものの、桑原の安打から3点を取って逆転した6回の攻撃を「桑原がしっかり塁に出てくれれば点はもっと取れるし、試合には勝てる。常にプレッシャーになるぐらいに言ってしまっているが、実際きょうも出て勝つことができた」と振り返った。

 1点リードで迎えた8回の守備では、この回から登板した5番手・パットンが2死一、二塁のピンチを招くと、すかさず守護神・山崎康にスイッチ。シーズン中は1度もなかった8回途中からの登板となった山崎康は柳田を空振り三振に仕留めると、イニングまたぎとなった9回には2死満塁のピンチとなりながらも無失点で切り抜けて1点リードを最後まで守り切った。

 「本当によく投げてくれた。本当に素晴らしかった。本当にアンビリバボー。なかなかああいう状況で投げるのは難しいが、きょうだけではなく今年ずっと彼はやり続けて素晴らしい投球をしてくれた」と守護神に感謝した指揮官。3連敗からの2連勝で、逆転での19年ぶり日本一へあと2勝と盛り返してきた。「もちろん日本一になれると信じている。ただ、それには皆さんすべてのサポートがないと達成できない。最後まで応援お願いします」。詰めかけたファンに手を振るラミレス監督に、スタンドから大きな歓声と拍手が降り注いだ。

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