DeNA 筒香のシリーズ1号で逆転も一瞬 直後に石田が3失点

[ 2017年11月2日 20:22 ]

SMBC日本シリーズ第5戦   DeNA―ソフトバンク ( 2017年11月2日    横浜 )

4回2死二塁、逆転中越え2ランを放ち祝福される筒香
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 頼れる主砲に待望のシリーズ1号が飛び出し、DeNAが4回に逆転した。プロ野球のSMBC日本シリーズ(7試合制)は2日、横浜スタジアムで第5戦が行われ、DeNAは「4番・左翼」で先発した筒香嘉智外野手(25)が0―1で迎えた5回にバックスクリーン左へ逆転2ランを放った。

 DeNA打線はソフトバンク先発の右腕・バンデンハークに初回から3回まで3イニング連続で3者凡退に仕留められ、4回も桑原、柴田の1、2番コンビが連続三振に倒れて無死走者なし。前日の第4戦で8回途中までソフトバンク打線をノーヒットに抑えた浜口と今度は”立場逆転”のような展開となった。

 だが、3番・ロペスが右翼フェンス直撃の二塁打でようやくチーム初安打を記録すると、続く4番・筒香がカウント1ボール1ストライクからの3球目、真ん中高めの直球を叩いてバックスクリーン左へ日本シリーズ1号となる逆転2ランを放った。

 「自分のスイングで上手く押し込むことができました。健大(石田)のためにも、援護できるよう次の打席も頑張ります」と、筒香。

 19年ぶりの日本シリーズ出場となったDeNAは3連敗後の第4戦(1日)で19年ぶりの日本シリーズ1勝を挙げたが、1勝3敗で日本一に王手をかけられており、崖っ淵での1戦。主砲の一発で勢いがついたように思われたが、直後の5回に先発・石田が犠牲フライで追いつかれた後、中村晃に2ランを浴び、2―4の場面で降板となった。

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2017年11月2日のニュース