また背信KO…世界一逃したダル、ド軍残留を希望「ドジャースでやり返したい」

[ 2017年11月2日 14:08 ]

ワールドシリーズ第7戦   ドジャース1―5アストロズ ( 2017年11月1日    ロサンゼルス )

世界一の歓喜にわくアストロズをベンチから見つめるダルビッシュ(右から2人目)らドジャースの選手たち (AP)
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 初の世界一に沸くアストロズナインをベンチから見つめていたドジャースのダルビッシュ。2回途中4失点でプレーオフ初黒星を喫した第3戦に続き、この日も2回もたず敗戦投手となった。試合後の会見では今オフにフリーエージェント(FA)になることに言及し、「自分はドジャースでやり返したい」と残留希望を表明した。

 来季所属先について「WSでやり返したいじゃないが、そういうのが(今後)絶対にもっと出てくると思う。そういうチャンスがある球団がベスト」と語った。

 この日の投球については「中4日で修正してきて、ストライクを投げるレベルまでもっていけたが、相手を圧倒できるレベルまで引き上げられなかった。試行錯誤してきた中で、最後の2試合でできず残念」と唇をかんだ。

 1988年以来となる29年ぶりのワールドシリーズ制覇をかけ、任された最終戦の先発マウンド。「第7戦を任される投手というのは、1年に2人だけ。これを経験できたのは大きい」とチームに感謝したが、それでも結果を残せず「チームが勝てるような投球をしたかった」と淡々。「自分の引き出しが足りなかったのがすべて」と振り返りつつ「これは、しばらくは自分の中に残るでしょうが、これをしっかり糧にできるようにしたいと思います」と前を向いた。

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