アストロズ ワールドシリーズ初制覇!強力打線がダルKO、ドジャース29年ぶり世界一ならず

[ 2017年11月2日 13:05 ]

ワールドシリーズ第7戦   アストロズ5―1ドジャース ( 2017年11月1日    ロサンゼルス )

ワールドシリーズ初制覇を果たし、トロフィーを掲げて喜ぶアストロズの選手たち (AP)
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 米大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は1日(日本時間2日)にロサンゼルスで行われ、第7戦はアストロズ(ア・リーグ)がドジャース(ナ・リーグ)を5―1で下し、対戦成績4勝3敗で球団史上初のワールドシリーズ制覇を果たした。

 シーズン100勝をマークしたチーム同士のワールドシリーズは第7戦に突入。この大一番でアストロズ打線はドジャースの先発・ダルビッシュから序盤に5得点。第3戦でも2回までに4得点とダルビッシュを攻略したが、この日も初回に2得点を挙げると、続く2回にもスプリンガーの2ランなどで3得点を奪い、右腕をマウンドから引きずり下ろした。

 先発のマッカラーズは3安打無失点の内容で3回途中に降板。その後はピーコック、リリアーノ、デベンスキーとリレーし、6回からは先発右腕のモートンが登板。モートンは1失点を喫したが、最後までマウンドに立ち続け、歓喜の瞬間を迎えた。

 ドジャースはダルビッシュが1回2/3を投げて3安打5失点(自責4)と誤算。初回、先頭のスプリンガーにいきなり二塁打を許すと、その後、味方守備の乱れもあり2失点。2回も波に乗れず、四球と二塁打で無死二、三塁のピンチを招くと、内野ゴロの間に3失点目。さらに、スプリンガーには甘いストレートを叩かれ、左中間への2ランを浴びたところで降板となった。

 3回からはエースのカーショーがマウンドに上がり4回2安打無失点の好リリーフ。7回からはビハインドながらも守護神ジャンセンを登板させるなど、ドジャースは勝利への執念を見せた。しかし序盤の大量失点が重く、打線も6回に代打・イーシアの適時打による1得点のみに終わり、29年ぶりのワールドシリーズ制覇はならなかった。

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