巨人“おぜこパパ”の微笑ましい家族愛 アイドルの愛娘は「結婚するならパパ」

[ 2017年11月2日 10:30 ]

秋季練習で高橋監督(左)と話す巨人の小関竜也打撃コーチ
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 ファンの間では「おぜこパパ」などと呼ばれている。これまでの2軍から来季は1軍を担当する巨人・小関竜也打撃コーチは、知る人ぞ知る「アイドルのパパ」だ。

 高校1年生の長女・舞さん(15)は、ハロー!プロジェクトのアイドルグループ「カントリー・ガールズ」の一員。「おぜこ」の愛称で親しまれている。この親子、実に仲むつまじい。舞さんは「結婚するならパパ」と話し、お出掛けする時も隣をキープして手をつなぐ。「恋のライバル」はお母さんなんだとか。一方の小関コーチも自身のブログに舞さんの写真をアップし、誕生日を祝う。バースデーは2月10日なので、毎年春季キャンプ中。離ればなれになって直接、祝うことのできない愛娘に向けて、優しいメッセージを送っている。

 今年の8月には、舞さんは東京ドームでの2軍の試合を2試合続けて観戦。「小関竜也」と書かれたグッズのタオルを肩にかけ、その様子はCS放送でも映し出された。小関コーチも15年12月、新宿西口のライブハウスで開催されたカントリー・ガールズの公演に足を運んだことがある。2階の関係者席で見ていたが、終演後にその姿に気がついたファンから盛大な「小関コール」が巻き起こった。パパは笑顔で手を振って応えると、会場は大盛り上がり。実は記者もその場にいた。何とも幸せな空間になったことを覚えている。

 小関コーチが元女優のあずさ夫人と結婚したのは00年。当時、自分は西武担当記者で、結婚のニュースを他紙に「抜かれた」ので非常によく覚えている。02年2月に舞さんが誕生。その子が今やアイドルで…。ああ、なんとも感慨深い。以前、ロッテ浦和球場で小関コーチに会ったときに話をしたら「そうなんだよねえ」と本当に幸せそうな顔をしていた。いいなあ。いまだ独身でぷらぷらしている記者は、心からそう思うのである。(記者コラム=鈴木 勝巳)

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