ソフトB柳田 シリーズタイ!3戦連続初回先頭安打「もっともっと」

[ 2017年11月1日 07:46 ]

SMBC日本シリーズ2017第3戦   ソフトバンク3―2DeNA ( 2017年10月31日    横浜 )

<D・ソ>初回無死、柳田は右前打を放つ
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 また打った。初回。ソフトバンクの「1番・柳田」だ。ウィーランドの146キロ直球を強烈に右前にはじき、出はなをくじいた。3試合連続の先頭打者安打。次打者・今宮への初球で今シリーズ初の二盗も決めた。

 「投手陣が頑張ってくれている。もっともっと打てるように」

 2死三塁となり、内川の適時二塁打で生還した。開幕から3試合連続で先頭打者として安打をマーク。日本シリーズタイ記録に並ぶと同時に、全試合で先制のホームを踏んだ。シーズン終盤には右脇腹を痛めたが、10月22日のCSファイナルS第5戦で復帰。その試合でも先頭で安打を放った。もう体調面の不安もない。

 「一戦一戦、気持ちはずっと一緒。また明日です」。王手をかけた斬り込み隊長が日本一へ導く。

 ≪90年辻発彦(西)に並ぶ最多タイ≫柳田(ソ)が3戦連続で初回先頭打者安打。日本シリーズ第1戦からの3試合連続初回先頭打者安打は90年辻発彦(西)に並ぶ最多タイになった。また、開幕からに限らない最多連続試合初回先頭打者安打は62年第3〜7戦の吉田義男(神)の5試合だが、柳田はどこまで迫るか。なお、柳田の日本シリーズ先発1番は、14年(対阪神)の5試合も含め8試合目。うち、14年第2〜4戦、今季第1〜3戦の6試合で安打を放ち、その試合にチームは全勝だ。

 ▽西武・辻の3戦連続先頭打者安打 90年日本シリーズで巨人と対戦。第1戦は槙原から右翼線二塁打、第2戦は斎藤から右前打、第3戦は桑田から中前打。いずれも5番・デストラーデの一打で生還し3戦連続で決勝点。4連勝で日本一となった。

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2017年11月1日のニュース