阪神 前ソフトB山田獲得調査へ まだ29歳…先発陣補強不可欠

[ 2017年11月1日 05:30 ]

ソフトバンクの来季構想から外れた山田
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 阪神が、ソフトバンクの来季構想から外れた山田大樹投手(29)を調査することが31日、わかった。

 四藤慶一郎球団社長が今月18日のオーナー報告会で「投手の頭数が足りなかったという話は出ていた。トータル的には一つの補強ポイント」と話しており、来季のV奪回へ向け先発陣の補強は不可欠。ドラフトでは仙台大・馬場、亜大・高橋、九州三菱自動車・谷川らを指名したが、次なる一手に移った。

 山田は11年の交流戦で阪神戦に先発し4安打完封勝利を飾るなど7勝をマーク。同年の日本シリーズではパ・リーグの育成出身選手としてシリーズ初勝利も記録した。12年には8勝するなどしたが、選手層の厚いソフトバンクでは徐々に出場機会が減り、ウエスタン・リーグで最多勝、最優秀防御率、勝率第1位の3部門でタイトルを獲得した昨季は4試合で1勝止まり。今季は2試合で1勝に終わり10月29日に戦力外通告を受けていた。

 本人は現役続行を希望しており来季はまだ30歳と十分に活躍できる年齢。調査次第では獲得に乗り出す可能性もあり、巻き返しを狙う猛虎が左腕の動向にも注視していく。

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2017年11月1日のニュース