ラミ監督 パ相手には「さほど驚かれない」大胆采配より先行逃げ切り

[ 2017年10月31日 05:30 ]

SMBC日本シリーズ2017第3戦   DeNA―ソフトバンク ( 2017年10月31日    横浜 )

桑原を見つけ声をかけるラミレス監督
Photo By スポニチ

 地の利を生かしたい。DeNA・ラミレス監督は「ファンの前でプレーできるのはいいことだ」と19年ぶりのシリーズ開催となる本拠地の、声援による後押しを期待した。

 クライマックスシリーズ(CS)は大胆な采配で勝ち抜いたが、「普段対戦のないパ・リーグ相手。こちらが常識外と思う手を打っても、さほど驚かれない」と冷静に分析。4勝するためには?との問いに「各試合で先制する、早めに点を取ることが重要になってくる。あとはリリーフにやるべき仕事をしてもらうこと」と答えた。

 ポストシーズンは敵地で戦い続け、ホームゲームは27日ぶり。球団は第3戦でチームカラーの青色のタオル3万枚を来場者に無料配布し、ハマスタを青一色に染める。始球式には98年日本一の守護神・佐々木主浩氏が登場。チーム、ファン、OBが一体となって反転攻勢をかける。

 ≪ともに先行逃げ切り型≫DeNAは今季レギュラーシーズンの先取点試合で勝率.740をマーク。また、6回終了時にリードを奪った試合は勝率.868の好成績を残した。もっとも、対するソフトバンクは先制で勝率.890、6回終了時にリードで勝率.962と、DeNAよりもさらに高勝率。いずれも先制逃げ切り型だけに、2連敗のDeNAは先制することで相手の持ち味も封じられるかが鍵だ。

続きを表示

この記事のフォト

2017年10月31日のニュース