メッツ、青木を自由契約に 今季は3球団に所属した激動の一年

[ 2017年10月31日 08:43 ]

メッツの青木 (AP)
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 米大リーグ、メッツは30日、青木宣親外野手(35)を自由契約にしたと発表した。今後はフリーエージェント(FA)となり、日米他球団との交渉も可能になる。

 米メディアなどによると、メッツは年俸調停の権利を持つ青木を40人枠に入れたまま来季の契約交渉を行えば、550万ドル(約6億2千万円)の今季契約がベースになるため、保有権を一度手放したとみられる。

 青木は今季93安打とメジャー6年目で初めて100安打に届かず、打率・277。3球団に所属した激動の一年だった。アストロズで6月に日米通算2000安打を達成し、トレード期限間際にブルージェイズに移籍。1カ月弱で自由契約となったが、最後の1カ月をメッツでプレー。メッツでは主に1、2番で起用され、27試合で打率・284、出塁率・371と好成績だった。

 シーズンを終えた青木は去就について「一度気持ちをリセットしてからゆっくり考えたい」と話していた。

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