沢村賞 来年から選考規定に補足“7回以上自責点3以下”

[ 2017年10月31日 05:30 ]

沢村賞選考委員会 ( 2017年10月30日 )

「沢村賞」と書かれたボールを手に笑顔の菅野
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 堀内選考委員長は来年度の選考規定に「沢村賞の基準で定めたクオリティースタートの達成率を含む」を補足すると発表した。沢村賞の基準によるQSは「先発で投球回数7以上、自責点3以下」と定められた。

 歴代受賞者は11年の田中(楽天)を最後に基準の10完投をクリアしていない。200投球回も最近6年で菅野を含めて4人が未達。昨年の選考委員会で、先発投手の評価指針として近年定着したQS率の導入案が浮上していた。投球回を一般的なQSの6回ではなく7回以上と定めた理由を、堀内委員長は「(投手の)分業制が進む中で、より長いイニングを安定して投げられる条件」と説明した。

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