【沢村賞選考過程】雄星とW受賞の声も…菅野が“ベストワン”

[ 2017年10月31日 05:30 ]

「沢村賞」選考委員会 ( 2017年10月30日 )

「沢村賞」と書かれたボールを手に笑顔の菅野
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 選考では巨人・菅野を5人の選考委員が満場一致で選出。選考基準の7項目のうち5項目を満たし、防御率、勝利数は規定投球回をクリアした中でトップだった。北別府氏は「先発で防御率1・59は素晴らしい数字」と称えた。

 西武・菊池の同時選出は議論が割れ、平松氏は「ダブル受賞を推した。どの項目も(菅野と)差がない」。山田氏は「指名打者制のパ・リーグでこの成績は素晴らしい」と主張したが、堀内委員長は「日本でNo・1の賞なので過去2人選出はあるが、ベストワンということで菅野君を選びました」と説明した。

 また村田氏から「則本君の名前を挙げておきたい」と4年連続奪三振王の楽天・則本を称える声も出た。

 <選考委員>平松政次、堀内恒夫、村田兆治、北別府学、山田久志 (順不同、敬称略)

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